【J2第21節】水戸v山形【レビュー】

公式試合結果はこちら

遅くなりましたが、土曜日の試合のレビューです。

鬼門の北関東アウェーをなんとか勝利で終えることが終えることができたけど、6分の水戸の橋本の一発退場で試合が壊れてしまい、それに対応できない山形がつきあってしまった前半でした。

2週前のアウェー群馬戦もそうだったけど、北関東は長距離バス移動になるため選手への負担は大きく、これがプレーにもろに影響するのです。とにかく動けない。運動量がない試合運びをし、相手に失点を許し自分たちでグダグダになるというのが北関東アウェーなのです。

この日も水戸は10人になりやることがカウンターとはっきりし、それしかないのに対応できない山形守備陣。そして許したゴールは29分水戸の鈴木にビューティフルなループにつながるのです。このゴール自体はきれいなもので相手を褒めるしかないのですが、そこにいく過程があまりにもお粗末で起きるべくして起きた失点でした。

そのあともテンションが上がらないのですが、前半終了間際、FKからのこぼれ球を水戸の山村がペナルティーエリア内でハンドを犯しPK獲得。これを林がしっかりと決め44分に同点に追いつきます。

後半開始の48分中盤で水戸の鈴木が後後半から入った石井との接触後、そのまえのジャッジに等に水戸の鈴木がキレてボトルを蹴ったのに対しレッドカードがでてこの試合は9人対11人になります。

こうなると水戸はとにかく1-1でこの試合を終える。山形はさらに攻めるということになるのですが、山形は攻め急ぎでなかなかフィニッシュへたどり着きません。

まだ40分近くあるのだからゆっくりボールを散らし、とにかく相手を動かし運動量を落とさせフィニッシュへ向かうというのが定石なのですが、これができずもどかしい展開が続きます。

結局試合を動かしたは74分に山田と交代で入った石川でした。最初どこにいれるのかと思いましたが、相手が2人少ないのであえてアンカーに入れボールを散らす役割を与えます。そうすると今までのが嘘のようにボールが回り始め、77分CK石川の蹴った低めの早いボールに対し、中島がヘッドで中にそらし最後は山﨑が押し込んで勝ち越しに成功。さらに80分に左右からの波状攻撃から最後は右から秋葉のクロスに林がヘッドで追加点。ようやく試合を決めました。

最後にこの試合の主審である池内にも触れておきましょう。後で知ったのですがこの主審昨年の山形の最終戦で試合をぶち壊した張本人でした。でこの試合ですが、最初のレッドはとる人はとるプレー内容で、結局ここをレッドにしたのが試合を壊す要因になりました。まあ時間帯を考えるとなんともいえないですが、カードでしか試合をコントロールできないのは困ったものです。

おまけ、ディーオが水戸へ出張。ホーリー君との夢の競演です。

 

DSC_0787.JPG

コメントする

トラックバック

トラックバックURL: http://www.tomita.com/mt/mt-tb.cgi/16