来年度からのグレード競走見直しについて

今日はもう一本書き下ろしますよ。

まずは今日発表されたグレード競走見直し等に係る概要についてを見てください。

最初のお題はチャレンジカップについて。

来年度からSGチャレンジカップ(32名)+GIIレディースチャレンジカップ(20名)と男女同時のCCになるけど、本当にそれでよいのか?

女子版のCCはわからないわけではないけど、これによってただでさえいらないSGと言われるCCが本当にいらなくなるのでは。

優勝戦が2つになるけどBS中継はLCCは録画で、CCのみを扱うフォーマットになるのかな。

次に、賞金王決定戦について。

これはダメでしょう。枠が広がるので一瞬いいことと思いきや、最初に2走した選手と初回の選手ではハンデはあるわけで、なんかがっかりな改定です。

しかも賞金王決定戦敗者がシリーズ戦送りになった場合のポイントは?ということもあり、現状わかることはここまでなので、ファーストステージをCCにした方がまだ納得がいくのでは。

3番目にヤングダービーの新設について。

デビュー6年以内の選手で行っていた新鋭王座決定戦が売れなくなったので、年齢30歳未満の選手での競走へ変更。次世代の選手のアピールの面があるとはいえ現状を考えればこれこそ無理にプレミアムGIにしなくてもよいのでは。

4番目賞金女王シリーズ戦の見直しについて。

昨年の売上を考えればシリーズ戦の一般戦からGIIIへの昇格は当然でしょう。

あとびっくりしたのはファイナルが12月31日大みそか決戦になるということ。いままでは賞金女王決定戦→賞金王決定戦だったのが、賞金王決定戦→賞金女王決定戦へと変更になるというのは、結構衝撃的なことで。いままで公営競技は年末3日間は東京大賞典(競馬)→KEIRINグランプリ→スーパースター王座決定戦(オート)というのがここ10年の定番であったが、この大みそかにあえて賞金女王決定戦をぶつけてきたというこの日本モーターボート競走会の(やりすぎ)勝負はどういうことになるのか。場合によっては本当に賞金王決定戦以上の売り上げになるぞ。

最後に新鋭リーグ戦、女子リーグ戦及びオール女子競走の見直しについて。

まあこれはこれでよいでしょう。

ということで自分なりにレビューしてみました。

平成26年度SG、プレミアムGI開催場について

日本モーターボート競走会より来年度のSG、プレミアムGI開催場が発表されました。オフィシャルリリースはこちら

SG開催場の雑感。今年度との開催場の変化に乏しいのですが。。。

笹川賞   福岡→福岡
グラチャン 常滑→浜名湖
オーシャン 若松→丸亀
MB記念   丸亀→若松
選手権  平和島→常滑
チャレンジ  津→下関
賞金王  住之江→平和島
総理大臣杯 尼崎→尼崎

でも賞金王を平和島に持ってきたのは意外。日没を考えるとBS中継直後にメイン発送。あとはグダグダな中継が濃厚。本当にそれでいいのか>競走会

ちなみにプレミアムGI(全国発売GI)は次の通り。

名人戦  びわこ→唐津
女子王座  鳴門→三国
ヤング   桐生→戸田
賞金女王  芦屋→住之江

やはり賞金女王決定戦を住之江でやるというは結構衝撃なことで、こっちの方が利益があると踏んだか。

>追記、なんと賞金女王決定戦は大みそか決戦とのこと。そういう裏があったわけですな。

なお新鋭王座決定戦がヤングダービーへ変更については別に時間があれば書く予定です。

江戸川女王決定戦最終日【レビュー】

本来は6月24日(月)が最終日であった江戸川女王決定戦であるが、初日の19日(水)にいきなり中止順延となり、最終日がSGグランドチャンピオン決定戦@常滑の初日と重複することになった。

当日は朝開門前には現地について指定席MIHABIのリクライニングシートを確保。この春に新装開店したMIHABIは2回目になるが、目の前のモニタで最大5場の情報を入手できるので頼もしい。

レースであるが、本場の江戸川と場外の常滑を同時並行で購入。常滑は5Rの3連単5,730円を取ったこともありプラス収支で経過したが、江戸川は10Rまで無的中。11Rでやっと3連単を4点で的中。

優勝戦は1-2-3箱を本線に購入するも、早いスタート合戦になり1号艇の鈴木成美が.01のフライング返還で終了。若干マイナス収支でこの日は終えた。

さて次回はG1江戸川大賞になるが、裏のG2モーターボード誕生祭@大村と両方現地の予定です。(7日大村、8日江戸川)